風立ちぬ

2015年03月27日



子供のためのアニメーションを作り、時代を作った宮崎駿監督らしい作品だと思った。

彼の半生をまとめた本を読んだことがあるが、監督はものすごい仕事人間だという。
素晴らしいアニメ監督であるのと同時に、ちょっとそれどうなのよーっ?と思う部分もあるのだ。
  • 裕福な家庭で育った
  • 仕事人間
  • 徹底的なこだわり

その上でこの作品を見ると『風立ちぬ』で描かれている次郎と宮崎駿監督とはリンクする部分が多くて、監督そのものだなと。
「菜穂子がかわいそうだ」と思う反面、「少しでもそばにいたい」という気持ちもわかるような気がしてウーーーってなる。
これは惚れた者の勝ちというかなんというか。

そういえばこれって3.11の東日本大震災のときに作られていた作品なんだよね。
関東大震災と戦争は経験していないけど3.11のあの絶望的なショックはわたしも経験した。
だからこそ作品の中で街が破壊されていく感じは、アニメーションなんだけどリアルで。
個人の力でどうにもできないことって恐怖!

ましてや戦争と貧乏はもう2度と起こらないでほしい。
次郎さんはお金持ちで優秀なこともあって会社にも周りからも慕われて守ってもらえてるけど、この戦争で犠牲になった人は山ほどいるわけで。
勧められたシベリアを断った子供たちのような子の方が実際は多かったんだろうなぁ


あとは願わくば声優さんがもっと自然な方だと…!
どうしても淡々としすぎてて気になっちゃうよー

それにしてもこれが宮崎駿監督の最後の長編映画作品というのが残念である。




風立ちぬ
 キャスト:庵野秀明 瀧本美織
   監督:宮崎駿
   公開:2013年
posted by まーちん at 16:20 | Comment(0) | 映画:アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月09日



群れがこんなにも恐ろしいものだとは…!
1羽1羽は大したことないのに集団っておそろしい…!

撮影裏話を聞いていると、動物相手の撮影の難しさや当時の合成技術、錯覚の使い方など勉強になる点が多い。
磁石でとめてたとか今だと問題になっちゃうよね。

恐怖感を煽るような静寂もまた素晴らしかった。
引き算の上手さというのかな、名作ってこういうののことを言うんだと思った。
見せ方が本当に秀逸で「志村うしろうしろー!」的な要素とか、こういうの観客に「あっ!」と言わせるようなところは、いつでも変わらないんだろうな。
公開は1963年と古い作品なのにね。

あとタイトルがそのまんまなのがおもしろい。
今だったら余計なのつけちゃいそうだけど、そのまんま『鳥』ってのが逆に新鮮だ。




鳥(原題:The Bird)
 キャスト:ティッピ・ヘドレン ロッド・テイラー
   監督:アルフレッド・ヒッチコック
   公開:1963年(アメリカ・日本)
posted by まーちん at 13:39 | Comment(0) | 映画:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヒューゴの不思議な発明

2015年03月05日



この『ヒューゴの不思議な発明』って原題は"Hugo"なんだけど原題のままがよかったよー!
発明はしてないし、どっちかというと修理だし。

でもとにかく映像の美しさに一瞬で虜になった。
なんだこれは!素晴らしすぎる!
セットが素晴らしくて、コレを見て気づいた。
わたしはこういうのが大好物である。
真鍮とか歯車とか、たまらん♡

それだけじゃない。
1930年代の孤児事情、戦争、カチカチと組み合わさって回るたくさんの歯車、機械人形、ジョルジュ・メリエス。
どれも印象的に描かれていているのに、ちゃんとまとまっているところが気持ちいい。

中でもおもしろかったのが、昔の映画の作り方。
デジタル合成がない時代なだけあって、こういう演出は観客に夢を与えるし本当に画期的だったんだろうな。
わたしはちょっと、8時だよ!全員集合と似ていると思った(笑)
とにかく見ていて飽きない作品。
映像の美しさは文句なしです!





ヒューゴの不思議な発明(原題:Hugo)
 キャスト:エイサ・バターフィールド クロエ・グレース・モレッツ
   監督:マーティン・スコセッシ
   公開:2011年(アメリカ)2012年(日本)
posted by まーちん at 13:05 | Comment(0) | 映画:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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